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助産学専攻科

講義・学内演習の様子


演習の様子
 

講義の様子

 看護師から助産師へのステップは、資格が一つ増えるだけとはいえ、なかなか大変です。それは、助産師には開業権があり、母子の命と家族の未来がすべて皆さんの手に委ねられることとなるからです。

 はじめは座学で、助産とその周辺の学問について学んでいきます。助産師として働くためにはたくさんの知識が必要で、初めて学ぶことも多いかもしれません。でも、やらされているという受け身の姿勢では、学習効果が高まりません。主体的に学ぶという意識をもって臨んでください。ほとんどの講義で、事前学習課題が提示されますので、十分な準備をして授業に参加してください。

 また、助産師は多くの技術も必要です。手を使って多くの情報を得るスペシャリストです。新しい技術を確実に身につけることで、母子を安全に管理できる能力を培います。

実習の様子


乳児継続事例実習

 乳児継続事例実習、妊産婦継続事例実習は、入学して間もなくスタートする実習です。乳児継続事例実習では、12月まで月に1回、お母さんと赤ちゃんに大学に来ていただいたり、お宅に訪問したりして学ばせていただきます。

 妊産婦継続事例実習では病院の指導助産師さんとともに、妊娠中期から1人の妊婦さんを受け持ち、産後1か月健診まで継続して学ばせていただいています。

 継続事例の実習は、学生の皆様にとっても生涯の宝物になりますが、ご協力いただくお母様にとっても人生の中で大きなものになっています。助産師としての知識や技術の成長も大切ですが、人間として、相手の方の大切な時間を共有させていただいているという真摯な態度や姿勢で、取り組むことがとても大切です。

 分娩介助実習は24時間体制で実習をします。分娩は、助産師の判断によって母子の命が左右される場面が多くあります。また、産婦さんに寄り添い、高い緊張感が持続するなかで適切な判断力を養う実習ですから、体力も気力も必要です。そして、皆さんがこれから助産師として働くためのはじめの一歩として、基本的な知識を使いながら、ベテランの助産師さんたちから、助産の技を学ばせていただく実習です。また、産婦さんとそのご家族には、命がけで皆さんの実習にご協力いただいていること、指導してくださる助産師さんは母子の命を背負いながら皆さんにご指導くださっていることを忘れずに臨むことが必要です。すべての方々のご好意に感謝し、学生として一生懸命学んでいきましょう。

 助産所実習では、地域で母子とその家族を支える助産師さんのもとで、学んでいきます。施設で働く助産師と同様の責任に加え、開業して大きな責任を担っている先輩が、一組一組の母子に対して、丁寧に、心を込めて、自らの命をかけて支える姿を学ぶことになると思います。助産所に泊めていただき、助産師としてのケアのあり方だけではなく、その生き様にまで触れることになります。自分自身の心を開いて、自分の目指す道の先を歩く先輩からしっかりと学べるようにしましょう。

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