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現代社会と教育
発行年 2021年10月
価格 2,200円
目次
はじめに(酒井朗)
第Ⅰ部 変化する学校の姿
第1章 変わる学校制度(酒井朗)
- 1 学校の種類
- 2 高等学校の多様化と中等教育学校の設置
- 3 義務教育段階の学校改革
- 4 障害を持つ子どものための学校
- 5 これからの学校教育
第2章 社会の動向とカリキュラム──教育内容と教育方法(本田伊克)
- 1 産業構造の大転換と教育内容の抽象化・過密化
- 2 多様化・個性化と画一化・標準化のはざまで
- 3 「コンテンツ」から「コンピテンシー」への転換
第3章 情報化の進展と学校教育(大多和直樹)
- 1 「学校社会化」と「情報社会化」
- 2 近代学校教育のコミュニケーションとかつてのニューメディア
- 3 教育の情報化は何を変えるのか
- 4 教育の情報化の進展をどう考えるのか
第4章 学力問題の動向(川口俊明)
- 1 21世紀の学力問題
- 2 学力の格差
- 3 新しい能力をどう見るか
- 4 拙速な改革を行う前に
コラム1 全国学力テストのCBT化?(川口俊明)
第5章 教師教育改革の動向(川村光)
- 1 戦後の教員養成の理念
- 2 現代の教師教育改革
- 3 養成されうる教師像からみた問題点
- 4 求められる教師
コラム2 教師の働き方(川村光)
第6章 社会の変化と幼児教育(谷川夏実)
- 1 幼児教育の重要性
- 2 多様な幼児教育施設
- 3 わが国の幼児教育の歴史的変遷
- 4 幼児教育の基本的な考え方
- 5 これからの幼児教育
第7章 学校の危機管理と学校安全(酒井朗)
- 1 学校安全への関心の高まり
- 2 学校安全のねらい,体系,領域
- 3 学校における安全教育
- 4 教育課程における安全教育
- 5 学校における安全管理
- 6 組織活動と学校安全計画の作成
- 7 学校安全をめぐる諸課題
第Ⅱ部 学校が直面する今日的課題
第8章 地域と学校の連携――学校評価とコミュニティ・スクール(保田直美)
- 1 地域と学校の連携の経緯
- 2 コミュニティ・スクール(学校運営協議会)とは
- 3 コミュニティ・スクールの特徴と今後の課題
第9章 子どもの生活をふまえた学校と家庭の連携(酒井朗・谷川夏実)
- 1 学校と家庭の連携が求められる背景
- 2 いまの子どもたちの家庭の状況
- 3 子どもの生活実態をふまえた家庭との連携の必要性
第10章 子どもの貧困と虐待――福祉と教育の連携(林明子)
- 1 子どもの貧困と教師の対応
- 2 家庭の貧困と児童虐待
- 3 子どもに関わる機関としての学校
- 4 福祉と教育はいかに連携しうるか
コラム3 子ども食堂(林明子)
第11章 義務教育と不登校(酒井朗)
- 1 義務教育とは何か
- 2 不登校問題の経過と対策
- 3 就学義務がない子どもの教育機会の確保
- 4 すべての子どもの教育機会を保障するために
第12章 マイノリティと学校教育(知念渉)
- 1 マイノリティ/マジョリティとは何か?
- 2 近代日本とマイノリティ
- 3 マイノリティと学校教育
第13章 ジェンダーと教育(谷田川ルミ)
- 1 「女らしさ」と「男らしさ」
- 2 学校教育とジェンダー
- 3 ジェンダーと進路選択
- 4 性のあり方の多様性
第14章 共生のための教育(渋谷真樹)
- 1 なぜ共生が必要なのか?
- 2 共生に関わるさまざまな教育
- 3 共に生きる社会に向けた教育
コラム4 コロナ禍と学校教育(酒井朗)