教員紹介プロフィール

総合人間科学部 社会学科 助教

石井 由香理 (ISHII YUKARI)

E-mail:yishii@sophia.ac.jp

主な授業担当科目・現在の専門分野

ジェンダーの社会学(2021年4月~)

セクシュアリティの社会学

演習

最近の研究分野・テーマ等

ジェンダーやセクシュアリティと関連した困難性の不可視化についての研究

セクシュアル・マイノリティの自己像と、社会的承認についての研究

自己と語りについての研究

経歴に関する項目(学歴・職歴・受賞歴等)

首都大学東京大学院(現:都立大学)人文科学研究科 にて博士号(社会学)を取得。日本学術振興会特別研究員、南オーストラリア大学客員研究員、東洋大学社会学部助教を経て、2020年4月より現職。

教育・研究活動、社会貢献・その他の社会的活動

近年は、主に、クロスドレッサーの抱える困難性がいかなるものであり、なぜそれらが社会問題として浮上せずに不可視化されているのかをテーマに質的調査をしています。

継続した研究視座としては、セクシュアル・マイノリティのなかでも特に周辺部にいる人たちの自己像や語り、言説、そして、そこから浮かび上がる規範、社会的承認に着目してきました。具体的には、LGBTQの、Qにあたる、Queer/ Questioning(ノンバイナリー)の人たちや、現在行っている、クロスドレッサーの人たちの研究です。

主な著書・論文・調査研究報告等

Yukari Ishii, Lily Miyata, How Can Mini Cinemas in the Kansai Area Embrace Male-to-Female Cross-Dressers and their Communities under Urban Renewal and Gentrification? , Sexuality & Culture 1 - 21, 2019年11月

石井由香理, 『トランスジェンダーと現代社会--多様化する性とあいまいな自己像をもつ人たちの生活世界 』明石書店 2018年3月

所属学会

日本社会学会、ISA(国際社会学会)、日本質的心理学会、WPATH

研究・教育方針(研究指導・演習の特色等)モットー

私にとって、社会学を研究の視座に採用する際に大事なことは、2点です。1つ目は、その研究が「面白い」かどうか、もう一つは、困難な立場にいる誰かを想像できているか、です。前者については、何かしらのオリジナリティと新規性があり、かつ、自分や他人を惹きつける魅力がその研究に内在しているのかどうかが問われると思います。後者に関しては、研究者が有する権力性に自覚的であるか、与えられた力を、社会の中で脆弱な立場に置かれている人たちのために、適切に使えているかを見定める必要があると考えています。

学生に一言(教員からのメッセージ)

あなたが夢中になれることに没頭すること。その上で、より広い視野をもち、応用可能性を広げることと、知識を錆びつかせないようアップデートを心がけてください。また、自分を大切にし、他者の見えない困難性に思いを巡らせられるようになってください。

総合人間科学部

アクセス アクセス