教員紹介プロフィール

総合人間科学部 社会学科 教授

渡辺 深 (ワタナベ シン)

WATANABE SHIN

E-mail:watanabe@sophia.ac.jp

主な授業担当科目・現在の専門分野

経済社会学と組織社会学を担当しています。経済社会学では、文化やネットワークが経済活動にどんな影響を与えているのかを考察します。組織社会学では、組織とは何かについて、様々な組織モデルを紹介します。要するに、両方の授業で社会構造が経済現象や組織行動に与える影響について分析します。

最近の研究分野・テーマ等

これまでは、人と仕事のマッチング過程について日米の比較研究を行いました。

人と仕事がどのように結びつくのか、どんな方法で人は仕事に関する情報を手に入れるのか、方法によってマッチングの結果が異なるのかなどを調査しました。最近では、女性リーダーおよび女性起業家のキャリア形成過程について事例研究をしています。

キャリアを通じてどんな資源を獲得し、どのように動員したのかが研究課題です。

経歴に関する項目(学歴・職歴・受賞歴等)

1975年 上智大学文学部社会学科卒業

1977年 米国コロンビア大学大学院社会学専攻修士課程修了(社会学修士号取得)

1987年 米国カリフォルニア大学ロスアンジェルス校大学院社会学専攻博士課程修了(社会学博士号取得)

1994年 Abe Fellow(安部財団)として米国において労働者の転職過程について調査

教育・研究活動、社会貢献・その他の社会的活動

現在の研究関心は、幼少時代から現在までのキャリア形成において、家族、学校、職場などにおいて、人はどのように資源(4つの資本:人的資本、文化資本、社会関係資本、経済資本)を獲得し、それらの資源をどんなことに動員し、どんな結果をもたらしたのかです。基本的には資源動員論ですが、キャリア形成の過程で資源を喪失していく場合もあります。要するに、個人のキャリアがどのような社会構造に埋め込まれて形成されるのかが分析の焦点になります。

主な著書・論文・調査研究報告等

【翻訳】
1998年、『転職』、マーク・グラノヴェター著、ミネルヴァ書房
【単著】
1999年、『転職のすすめ』、講談社現代新書
2002年、『経済社会学のすすめ』、八千代出版
2007年、『組織社会学』、ミネルヴァ書房
【編著】
2008年、『新しい経済社会学』、上智大学出版

所属学会

日本社会学会、経済社会学会、組織学会

研究・教育方針(研究指導・演習の特色等)モットー

英語文献を用いて、経済社会学や組織社会学について学び、社会学的な視点を身につけます。同時に、学生の研究課題を設定し、修士論文、博士論文の完成に向けて先行研究のレビュー、概念枠組、方法、分析、考察という各段階について指導します。目標を決めたら、「モグラタタキ」と同様に、その時その時に出現するターゲットを一つ一つ丁寧に誠実にこなしていけば、いつかその目標が達成されると考えています。最初から遠くの目標を目指すのではなく、今できることを積み重ねることが大切です。

学生に一言(教員からのメッセージ)

人と比較せず、人と異なる人生を恐れずに、自分の人生を歩めばいつも幸せです。

総合人間科学部

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