各学科のご案内

教育学科

【『SDGs資料集-持続可能な開発目標を学ぶために』を発刊しました(2017.9.25)】

2016年より始まったSDGs(国連・持続可能な開発目標)の理解を促進するために表記の資料集を発刊しました。資料集は授業や研究のために使われて、教育学科のみならずSDGsに関心をもつ他学科の教員からも好評です。
内容は以下のとおりです。

  • 第1部 持続可能な開発目標(SDGs)とは?
  • 第2部 SDGsを理解するためのワークショップ
  • 第3部 SDGsの目標・ターゲット・指標と各目標の開設
  • 第4部 我々の世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダ
  • 第5部 持続可能な開発目標(SDGs)実施指針
  • 第6部 SDGsに関する参考資料・ウェブサイト

【東アフリカの教育関係者を招いて、教育と平和に関するセミナーを実施しました】

2017年8月5日に、教育学科と国連ユネスコ、日本政府、広島大学などが共催して東アフリカ(ウガンダ、エチオピア、エリトリア、ケニア、ソマリア、南スーダン)の教育政策立案者、学者、現職教員、教員養成者を招いてセミナーを開催しました。セミナーでは、教育学科の小松太郎教授がキーコンセンプトについて事例を交えて説明を行い、その後に参加者と共に、教育政策・実践における紛争予防への配慮や長期的な平和構築にむけた取り組みについて話し合いました。セミナーは、Teacher Training and Development for Peace-Building in the Horn of Africa and Surrounding Countries 事業の一環で開催されました。

【講演会「サマーヒルスクールの自由な学び・育ちを知る」を開催しました】

2017年4月22日に、教育学科とNPO法人フリースクール全国ネットワークとの共催により、「サマーヒルスクールの自由な学び・育ちを知る」と題された講演会を開催しました。サマーヒルスクールは、A.S.ニイルが設立した世界で最も歴史のあるフリースクールで、「世界で一番自由な学校」として知られています。当日は、活動の中心的人物であるニイルの孫のヘンリー・レッドヘッド氏の講演と、卒業生や保護者のパネルトーク、ならびにサマーヒルの子どもたちが作成した短編映画の上映がありました。多様な教育機会の保障が求められる今日、フリースクールの社会的意義に対する評価が高まっています。今回の催しは、これからの教育の在り方を考えるうえで、貴重な学習の機会となりました。

【2016年度 タイ教育調査】

2016年8月21日から31日にかけて、教育学科の学生を中心に、他学科の学生も含めた6名がタイに赴き、教育調査を行いました。国際教育開発学ゼミ担当教授の指導のもと、研究の問いの設定から調査の立案と実施、報告書の作成まで殆ど自分たちが担当しました。調査では「タイ国における教師・保護者の持つバックグラウンドや二つの調査地(都市部と農村部)の現状が、教師・保護者・子どもの意識や実際の教育内容にどう影響を与えるか」という問いを立て、教師や保護者へのインタビュー、子どもへの質問紙調査を行いました。現地では開発コンサルタントの方にご協力を頂きました。この調査を通して研究の難しさを痛感したとともに、自分たちの立てた研究の目的に対してとことん追求していくという研究の楽しさを知る貴重な経験となりました。(文責:教育学科3年須藤玲)

調査報告書はこちら 【PDF 580KB】


訪問調査したタイの中等学校。後方に並んでいるのが参加メンバー。

『18歳選挙権と市民教育ハンドブック』発刊しました

教育学科では、参加型学習教材『18歳選挙権と市民教育ハンドブック』を発刊しました。2016年7月の参議院選挙から18歳以上の若者が投票できることになりました。これに伴い中学高校での現行の公民教育・市民教育を全面的に見直す必要性が生じています。本ハンドブックは理論編と実践編から構成され、次のような特色をもっています。ご関心がある方には本ハンドブックを郵送料のみでお分けしています。教育学科事務室(電話:03-3238-3650、E-mail: deducat@sophia.ac.jp )までお問合せください。

  1. 知識、スキル、態度のバランスがとれた市民教育プログラム
  2. 社会や世界の出来事を自分の問題として引きつけて考えるための参加型の学び
  3. 選挙権がある日本国籍の子どものみではなく、外国籍の子どもも含めた市民教育
  4. 「声なき声」に耳を傾け、多様な意見を引き出すための参加型ワークショップの活用

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【2016年春 ボスニア・ヘルツェゴビナからの招聘教員による授業】

教育学科は、東欧のバルカン半島に位置するボスニア・ヘルツェゴビナから教員を一学期間招聘しました。ラリサ・カスマギッチ先生はボスニアの首都にあるサラエボ大学の教員です。上智大学では、異文化間教育、平和教育、英語教育と異文化理解、といった科目を教えています。先生の授業は、生徒間のディスカッションや積極的な発言を奨励しており、日本人生徒も英語で活発に意見を出しています。中でも平和教育の授業は、90年代の民族紛争とその紛争後を過ごされた先生の経験を交えた迫真的で貴重な内容となっています。(文責:西野真優、教育学科3年生)

【2015年度 国際基督教大学・上智大学合同ゼミ開催】

10月29日に国際基督教大学(ICU)の西村幹子教授と小松太郎教授の合同ゼミが上智大学にて行われました。昨年に引き続き今回で2回目の開催となります。ゼミでは、学生がそれぞれの卒業論文に関して発表を行いました。普段とは異なる環境でのゼミということで、参加者にとっては新たな学びを得ることのできる良い機会になったようです。合同ゼミ終了後には参加者全員で懇親会を行い、食事をしながら親睦を深めました。


西村教授ゼミの学生たちと

【卒業論文の作成に向けた学びあい:上智学院軽井沢セミナーハウスでの秋季ゼミ合宿】

2015年10月中旬、外国教育史ゼミ(担当:高祖敏明教授)では、早くも紅葉に彩られた軽井沢のセミナーハウスで二泊三日のゼミ合宿を行いました。11名の4年次生が全員参加し、各自の持ち時間1時間のうち、それぞれが取り組んでいるテーマに沿った卒業論文の中間報告を20分程度行い、学生相互間での質疑応答(30分)と担当教授による指導(10分)を繰り返すという形で進めました。発表者の苦労と悩みに共感しながらの相互の指摘は、気づきと励ましを呼び起こし、共に学びあい、高めあういい機会となりました。セミナーハウスの食事もおいしく、お風呂も快適。写真は、全員が発表を無事終えた直後のもので、喜びと達成感が動作や表情によく出ています。

【Fukushima Workshop 2015年9月14〜9月18日】

2015年9月に小松教授(国際教育開発学)のゼミに所属する教育学科の生徒4人で、Fukushima Workshopに参加しました。このワークショップには、福島大学、上智大学、そして立命館大学で学ぶ留学生が参加し、「ふくしま」の現状について共に英語で考え、学びました。教授や研究者の方の講義による学びはもちろん、被災地や桃農園、被災者の人々が今も利用する仮設住宅などにも訪問させていただきました。そこで、東日本大震災直後に福島が直面した問題から、4年たった今、福島が新たにどのような問題を抱えているのか、そして私たちに何ができるのか考えました。

【福島被災地視察に行ってきました】

福島大学の吉高神教授による引率で、小松教授(国際教育開発学)と教育学科開講科目の受講生3名が福島の震災・原発事故被災地を視察しました。東日本大震災から4年を経てもなお倒壊したままの家屋、ゴーストタウンと化した街並み、高く積まれた汚染土が入った袋、どれもが現実の姿です。教育現場で学校の先生たちは、原発をどう扱うのかという難しい課題に日々直面している、というお話を聞ききました。今年9月には福島大学が1週間のワークショップを開催し、東北地方の大学生30名(留学生も含む)が国内外の被災地復興について英語で議論します。このワークショップに上智学教育学科の学生4名が参加することになっています。

【多文化共生・ESD・市民教育のテキストを作りました】

教育学科では、多文化教育・開発教育・環境教育を専門に研究している教員がほとんどです。そこで2011~14年度の3年間にわたって全教員がこれらのテーマについて研究会で発表しました。そして、2014年に大学生向けのテキストとして『多文化共生社会におけるESD・市民教育の可能性』という本を上智出版より刊行しました。

本の内容についてはこちら

【教育イノベーション「多文化共生社会におけるESD・市民教育」の授業】

教育学科では2014-16年度に、新しいタイプの授業を行います。それは、教育学科の各教員が「多文化共生・ESD(持続可能な開発のための教育)・市民教育」に関する講義を輪講形式で8回行い、それに加えて参加体験型のワークショップの授業を5回行います。これにより、学生がグローバルな課題を「自分事」として捉えることをめざしています。
『上智新聞』で「上智一受けたい授業」として紹介されました。
具体的な授業の内容については下記を見てください。

「多文化共生社会におけるESD・市民教育」の授業内容
(2014年度秋学期、水曜日3限、受講生160名)

2014年10月1日 オリエンテーションおよび事前評価ワークショップ (田中治彦)
10月8日 ワークショップ1「私と世界」「私の原風景」 (田中治彦)
10月15日 開発途上国と紛争後社会の教育と多文化共生 (小松太郎)
10月22日 人の国際移動と多文化社会の教育変容 (杉村美紀)
10月29日 多文化主義とは何か:その歴史と課題 (加藤守通)
11月5日 ワークショップ2「みよし町中華街構想」 (田中治彦)
11月12日 持続可能な開発のための教育(ESD)の歴史と課題 (田中治彦)
11月19日 人口問題からみた持続可能な社会の実現 (鬼頭宏)
11月26日 ワークショップ3「もし地球の気温が2度上がったら」(田中治彦)
12月10日 総合的な学習の時間とESD・市民教育 (奈須正裕)
12月17日 グローバル化時代のシティズンシップと教育 (髙祖敏明)
2015年1月7日 倉橋惣三の保育理論にみる国民教育と市民教育の課題 (湯川嘉津美)
1月14日 ワークショップ4「30歳のわたし」 (田中治彦)
1月21日 まとめと事後評価ワークショップ (田中治彦)

【教育学科主催公開シンポジウムの開催】

教育学科では毎年、そのときどきの教育に関する重要なテーマを取り上げて公開セミナーを開催しています。これまで行った主なシンポジウムは以下のとおりです。

2012年度 グローバル人材の育成とは?
2013年度 多文化・多言語国家ニッポン-おきなわ語と唄三線で感じ、考える
2014年度 18歳選挙権と市民教育の課題

【教育と多文化共生:ボスニア・ヘェルツェゴビナへのスタディツアー】

2014年9月に教育と開発・平和について理解を深めるために、小松教授(国際教育開発学)の引率で教育学科生10名がボスニア・ヘェルツェゴビナ国に行ってきました。ボスニアはイスラム教、カトリック教、セルビア正教会が混在している多民族国家ですが、1990年代初頭に激しい民族間の武力対立を経験した場所でもあります。ツアーでは、学校訪問や援助プロジェクト視察に加え、サラエボ大学の学生と教育と多文化共生について議論をしました。


サラエボ大学の学生たちと

【教育学科が「緊急時の教育支援機関ネットワーク」に参加】

2014年、上智大学教育学科は、災害や紛争後の社会における教育支援を議論する国際的な「緊急時の教育支援機関ネットワーク」(Inter-Agency Network for Education in Emergencies (INEE))のワーキングループのメンバーとして認められました。このワーキンググループには、ユニセフやユネスコ、世界銀行といった国際機関、Save the Children、World Visionなどの国際NGOに加え、米国コロンビア大学、オランダのアムステルダム大学、イタリアのフローレンス大学等の大学もメンバーになっています。

総合人間科学部

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